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Chez Ruffet (フランス レストラン情報)

Pauの隣町、Jurançon(ジュランソン)は時間がゆっくりと流れているような素朴な雰囲気に包まれている田舎町。
車がとても少なく、初心者には有難い交通状況。なぜか自転車に乗るおばさん達の姿をよく見かけ
ほのぼのとした気分にさせられました。
そんなのどかな風景をちらりと脇見しながらの運転、なんとか目的地へ到着です。

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一つ星レストラン「Chez Ruffet」

昔ながらの一軒家で気取らない素朴な外観はジュランソンの田舎町にうまく調和していて格式のあるレストランというより、友人や家族の家に招待されたようなアットホームな印象を受けました。

今年は残念ながら星を一つ失ってしまいましたが、日本から毎年修行にやってくるほどシェフの技術と味は評判だそうです。
昨年、ここのレストランで働く日本人2人と知り合いになったのですが、言葉も文化も全く違う国で厳しい料理の世界に飛び込み必死で頑張っている様子を聞き、平凡な生活を送っている私にとってとても刺激に
なった事を思い出しました。2人とも元気にしてるかな~~。

今回も新しく修行に来ている日本の男性と運よくお話ができました。
自分も頑張らなきゃ!とまたまたやる気をもらいました☆


爽やかな笑顔で席へ案内してくれた女性スタッフのサービスがとても心地いい♪

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店内は赤を中心にエレガントさを出しつつも、素朴さが感じられる
アイボリーカラーの家具で温かなイメージ。 
お隣りの席には年配のカップルがフランス語でなにやら話をしているのですがさっぱり理解できず・・・。
さらりとおしゃれな着こなしがとても素敵でした♪

余談ですが、サンセバで暮らし始めてから、フランス語を耳にする機会が多くなったのですが、スペイン語とついつい比べ、あのささやくようなソフトな響きのフランス語にますます憧れが強くなっている私です**
でも、スペイン語を批判しているわけではないんですよ~。スペイン語はどちらかというと、男らしい力強い言葉。日本人は発音し易いようです。上達が遅いのでフランス語に憧れている場合じゃないのすが・・・。



お料理は、味もさることながら、コストパフォーマンスが見事!
ランチコースは28€と格安のお値段で頂けます。

f0178084_0555984.jpgf0178084_0561573.jpgf0178084_0563629.jpg左から
*アペリティフ
*白アスパラガスのブルーテに浮かべたアサリと
ポーチドエッグ添え
*自家製イワシのタルティーヌ


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*アラゴン産子羊腿肉のロースト サリェート風 
*ラパドゥラに包んだりんごの
くまつづら風味 ピスタチオとシトロネルの牛乳アイスクリーム添え
*プティフール




アペリティフから最後のプティフールまで一品一品細かな工夫があり、フランス料理ならではの見た目も美しいお料理の数々、味も絶品で文句なしです。
また、ジュランソンと言えば白ワインが有名なんですが、この白ワインと赤ワインもコースに含まれているんです。
なんとも太っ腹ですよね~!!
ただ、サービスのタイミングが少し悪くて肝心のお肉が少し冷めてしまったとケンチョスからのチェックが入りました・・・。それでも、お店のスタッフの気遣いは徹底されていて、フランス語が話せない私達に英語で話しかけてくれたりと丁寧な応対にとても居心地の良さを感じ、また来たいなーと思えたレストランです☆

お昼は28€の他に40€のコースもあります。
その他アラカルトなど詳しくはHPに掲載されています。
「山バスク 海バスク」のyoyoの記事でも紹介されていますよ~。
昨年とは値段設定が少し変わっていますのでご注意下さいネ!

帰りはてっきりケンチョスが運転してくれるのかな~と期待していましたが・・・。そんな甘い考えは許してもらえず、
またノロノロ運転で家路に向かいました~。
もちろん、アルコールはPau散策でしっかりと消化してから帰りましたヨ~。

「Chez Ruffet」
3, avenue Charles-Touzet
64110 Jurançon
tél. : (33) (0)5.59.06.25.13 - fax : (33) (0)5.59.06.52.18
www.restaurant-chezruffet.com
chez.ruffet@wanadoo.fr
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by asabagel0404 | 2009-05-10 00:05 | 美味しいRestaurant

Le Bayonnais (フランスバスク レストラン情報)

サンセバから車で30分足らずのフランスバスク。

バスクの独特な雰囲気とフランス特有の洗練さが融合された街並みは
いつ訪れても期待を裏切らず、田舎と言えども十分にフランス文化を味わえる場所として、
私の憧れの地の一つとなっています。

反対に現地のフランス人達が憧れる場所としてサンセバがよく候補に上がるのも事実。
両国の良いところを味わえるのは国境沿いに住んでいる一番の醍醐味かもしれません♪

さてさて、今回はフランス料理を堪能できるレストランをご紹介しますね☆

フランスバスクはスペイン側に比べるとミシュランの星の数こそは負けてしまいますが
それでもやはり本場!本格的なフレンチを堪能できるレストランが多々あります。
残念ながらまだまだ開拓中の身ですが、美味しい!と思ったレストランをこれからどんどん
紹介できたらなと思っています。

f0178084_5381082.jpgレストランを決める際にはケンチョス愛用のミシュランガイドが手放せません。
← こちら、フランス版は今年で100号目という記念すべき一冊。
実はまだ入手できてないんです、早く買わなきゃ~♪
もちろんスペイン版も内容が充実していて、旅のお供になくてはならない一冊。
東京版も気になります***

☆☆☆ミシュランガイドについてはこちらをどうぞ☆☆☆



今回のレストランは、チョコレートの発祥地として知られるBayonne(バイヨンヌ)にあります。

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Nive川沿いのPetitBayonne側に控えめに佇むレストラン
 “Le Bayonnais”
バスク地方のロゴマーク"Lauburu(ラウブル)がエントランスの扉下に
施されたとてもおしゃれな外観。
思わず中を覗きたくなる雰囲気を醸し出しています。

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中に入ってみると
ほっと安らぐ暖色系の落ち着いた印象。
バスク織りのテーブル
クロスやラウブルの
ロゴ入り小物など、
センスのよい内装が
目を楽しませて
くれます。


期待に胸膨らむお料理の内容はと言うと***
さすがはミシュラン推奨のビブマーク付きだけあって素材やソース全てにこだわりが感じられます。
繊細で丁寧に作られた素晴らしいお料理の数々は舌鼓をうつほどの美味な味に仕上がっていました。
またボリューム満点でお値段もそれほど高くないところが嬉しいです♪


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デザートはりんごとパイナップルのクレープをチョイス。
ガレット贔屓の私ですが、久々にモチモチっとした食感
のクレープを食べたとたん心変わりしそうになりました!
地元のチョコレートを使用したフォンダンショコラも絶品♪
食べ終わる頃には心もお腹も満たされ大満足です。

夜のコースは、前菜、メイン、デザート付きでなんと17€
とっても安いですよネ!!
アラカルトも12~20€前後でリーゾナブルな設定です。


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バイヨンヌの穏やかな雰囲気を引き立たせているNive川沿いに建つ
好立地な場所にありアクセスも簡単です。
昼時は観光客が賑わい、夜になると川岸から見えるシンボルの
カテドラルがライトアップされて幻想的な風景に一変します。

夜になるほど賑やかな街へと変化するサンセバとは対照的に、
静かでムードある夜を過ごすのには最適なフランスバスク。
月に1度は国境越えをして、プティフランスを味わえればいいな~☆


★Le Bayonnais★
38, Quai des Corsaires 64100 BAYONNE / TEL: (33) 05 59 25 61 19
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by asabagel0404 | 2009-03-13 05:50 | 美味しいRestaurant

シードラの季節 Sidreria Zapiain

バスクには代表的な地酒が2種類あります。
以前にも紹介しましたがTxakoli(チャコリ)と呼ばれる海側のバスク地方で作られている微発砲性の白ワインと
山側で作られるSidra(シードラ)と呼ばれる林檎を原料とした発泡酒。

シードラは1月から5月にかけてがベストシーズン。今がまさに飲み時の季節!ということで
2週連続で新酒を味わいに行ってきました。

行った先はサンセバから南へ約15Kmの郊外Astigarraga(アスティガラガ)にあるZapiain(サピアイン)という伝統的な
シードレリア(醸造所経営のレストラン)。
お店の中に入ると既にたくさんの常連客で賑わっていました。

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ここは伝統的な立食形式。
メニューはどこのシードレリアも同じで
1品目:バカラオ(塩ダラ)のトルティージャ
2品目:バカラオとピーマンのコンフィ
3品目:メイン料理チュレトンの炭火焼(骨付きロース肉)
デザート:バスク産イディアサバルチーズと胡桃。
そして飲み放題のシードラというのが定番コース。
料金は1人30€前後。
お肉とお酒をたくさん堪能したい方におススメです♪


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レストランの半地下にシードラの醸造室があり、巨大な酒蔵樽が
何個も並んでいます。
樽によって味が異なるので、自分の好みの味はあの樽だな~などと
違いを楽しんだり友人や他のほろ酔い気分のお客さんと感想を
言いながらワイワイ飲むのがシードレリアでの楽しみ方の一つ。
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グラスが空になると、「チョーチ」というバスク語のかけ声をかけられ、すぐにもう一杯注ぎに行ってはまた次・・・を
繰り返してひたすら飲む→食べる→おしゃべりが続きます。
この頃から一緒に来ている友人誰もが他のお客さんとも仲良くなって醸造室でさらにおしゃべりに花が咲き、
気がつくといつの間にか友達が増えているという状態に。
とにかく陽気な空気が流れている店内。
バスク人といち早く仲良くなるコツはお酒を酌み交わす事かもしれませんネ!

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醸造室には樽の前にシードラを注いでくれる担当の方がいて、お客が来ると樽の栓を抜いてくれます。
グラスを直接樽の前まで持って行き、栓から出たシードラを低い位置でグラスに受けます。
受ける時にグラスを少しずつ上に持って行き1/4ほどまで入ったら後ろの人に交代。
グラスに注がれる時に空気に触れる事で酸味豊かな味に変わるのがポイント。
ボトルでもこの樽の原理を活かして、高い位置からグラスに注ぎます。
前の人とのタイミングを見計らってのシードラ受け、少しドキドキ感があってエンジョイできますヨ***

もうほろ酔い気分を通り越し、完全に酔いが充満した頃に、メインのチュレトンが運ばれてきました。

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店内にはチュレトンを焼くための炭火焼コーナーが
あります。
炭火で焼いたお肉はとてもジューシーで、
ボリュームもすごいのでお肉好きにはたまりません。
焼き加減は基本的にレアーなので、苦手な方は好みの焼き加減を事前にオーダーすることもできます。




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見てくださいっ、この迫力満点のボリューム!
一皿1キロもあるチュレトンを5皿・・・合計11人で完食です!
きりっと林檎の酸味が効いた爽やかなシードラと粗塩で焼いた
チュレトンとの相性は抜群です。

チュレトンはサンセバの有名レストランにも数多く卸している
お肉屋さんTxogitxu(チョギチュ)から仕入れている良質の
お肉を使用しているそうです。



この時期だからこそ楽しめるシードレリア、毎年新酒巡りをする事になりそうな予感がした1日でした。

Zapiain
Rekalde Etxea 20155 ASTIGARRAGA Tel.:(34)943 33 00 33


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by asabagel0404 | 2009-02-28 05:21 | 美味しいRestaurant

ユーロモダンなレストラン

先週、結婚一周年記念日にサンセバ市内のレストランへ行ってきました♪

候補のお店がいくつかあったのですが、この時期バカンスに入るお店が多かったり
結婚式のイベントで満席だったりと前日まで予約ができず・・・。
どうしよう・・・せっかくの大切な日なのに・・・と少しがっかり><


そこで、ケンチョスが働くお店のシェフにお勧めレストランを聞いてもらうことに。


サンセバは美食家が集まる街。
伝統的なお店や有名店はたくさんあるけれど、今回は既に知られているレストランではなくて
最新のレストランを開拓する目的でもあり、地元の料理人に聞くのが一番!という事で
シェフ一押しのレストラン「NARRU」へ行ってきました☆

旧市街お隣のGros地区の街中、交通の便が非常に便利な場所にあります。
シェフはサンセバが誇る三ツ星レストランのオーナー、アルサック
マルティンベラサテギの元で修行を積んだ実力の持ち主。
食べる前から期待で胸が高鳴ります***


地下一階の店内に入ると***
とてもモダンな雰囲気☆すっきりとシンプルな内装と満月を思わせる大きな照明の
コントラストが見事にマッチしていて、新しいスタイルを存分に味わえます。


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最新を感じさせる最大の仕掛け、なんと、キッチンを見ながら食事ができるんです♪
店内はそんなに広くないのに、キッチンを開放した事によって、ゆったりとした気分に。
まだオープンして8ヶ月というのもうなづける新感覚なスタイル。

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さぁ!お待ちかねのお料理です♪ 

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まずはアペリティフ
「アンチョビのオリーブオイル漬け」
これはバスク人が好んで食べる代表的な一品。
繊細な塩加減のアンチョビと濃厚なオリーブオイルとの絶妙さがたまらなく美味しい!
とても気の利くサービスで、全てのお料理を
二人で楽しめるように一人前を2皿に分けてサーブして頂きました。



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そしてこちらは気さくなウェイターさんからのプレゼント☆
「地鶏手羽先のフリット
    じゃがいものピュレと卵ソース」

これはピンチョスとしてバルで出されている一品。
地鶏は皮がパリッと中はしっとり丁寧に骨まで抜かれた細かな気配りに感動!


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お次は前菜
「魚介類のリゾット、エビとイカのグリル添え」 €22.00
エビとイカの新鮮なこと!薄味なご飯が更に美味しさを引き立てて申し分ない味です。
日本人のお口にも合う繊細な味なのでどんどん食べて
しまいます。ここのスペシャリテとしておススメされて納得!



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そしてケンチョスが選んだメイン、本日のお魚料理
「クエのポワレ ムール貝のソース きのこ添え」 €23.00
今回のお料理の中でも特に気に入った一品です♪
日本ではハタとしても知られている高級魚です。
焼き加減が完璧なお魚にムール貝のエキスがたっぷり入ったソースが絡み合ってお上品な味に仕上がって
いました。
久しぶりに美味しいお魚を食べる事ができて大満足☆


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私が選んだメインは
「イベリコ豚のグリル赤ピーマンソース 焼き桃添え」 €17.00
スペインと言えばイベリコ豚と言うほどの人気のとおり、
味わい深い美味しさです。シークレットと言う名の部位でとても貴重なのだそう、これはスペインでしか食べられないのかも!?
ピーマンのさっぱりとしたソースと、ほのかな甘さが残る桃がお肉にとても合っています。



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そして最後はデザート♪
と意気込んだものの・・・・
もうおなかに入る余地がないくらいに食べたので
今回はカフェだけに。
カフェと言えども、ここスペインでは濃厚な香りとたっぷりミルクが入ったクリーミーな味で本当に美味しいのです。
ふ~心もお腹も満たされました♪





一階はBARになっています。
カウンター後ろにはスタイリッシュなワインセラーがありおしゃれな雰囲気をかもし出しています。

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特別な日だけでなく気軽に行けるレストランとしても重宝しそうです。
サンセバ近郊にお住まいの方はぜひ行ってみて下さい♪


「NARRU」
Miguel Imaz n゜10(esquina Usandizaga) 20002 SAN SEBASTIAN
TEL:943 29 83 68/ HP: www.narru.es



***kentxos談***
正直、今までスペインの食に「?」な部分もあったのですが、今日は全ての料理の完成度の高さに久々に感動!! 
あったんですね、こんなところに、普通にかなり美味しいレストランが!!
これまでの食べ歩きの経験から、スペインでは街中に溢れるベタなトラディショナルな料理と、エルブリに代表される突拍子もない?料理の二極化かと思いきや、こんなに「普通」で美味しい料理を食べるとまたまた眠っていた食べ歩き癖に火が点いてしまいました。(ここでいう普通とは、自分なりに日本でレベルの高いレストランを食べ歩いて得たのと同様の感覚での「旨いもん」っていうことです)
こういう「地に足の着いた斬新な料理」、自分が一番求めるものです・・・
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by asabagel0404 | 2008-06-15 22:29 | 美味しいRestaurant