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シードラの季節 Sidreria Zapiain

バスクには代表的な地酒が2種類あります。
以前にも紹介しましたがTxakoli(チャコリ)と呼ばれる海側のバスク地方で作られている微発砲性の白ワインと
山側で作られるSidra(シードラ)と呼ばれる林檎を原料とした発泡酒。

シードラは1月から5月にかけてがベストシーズン。今がまさに飲み時の季節!ということで
2週連続で新酒を味わいに行ってきました。

行った先はサンセバから南へ約15Kmの郊外Astigarraga(アスティガラガ)にあるZapiain(サピアイン)という伝統的な
シードレリア(醸造所経営のレストラン)。
お店の中に入ると既にたくさんの常連客で賑わっていました。

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ここは伝統的な立食形式。
メニューはどこのシードレリアも同じで
1品目:バカラオ(塩ダラ)のトルティージャ
2品目:バカラオとピーマンのコンフィ
3品目:メイン料理チュレトンの炭火焼(骨付きロース肉)
デザート:バスク産イディアサバルチーズと胡桃。
そして飲み放題のシードラというのが定番コース。
料金は1人30€前後。
お肉とお酒をたくさん堪能したい方におススメです♪


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レストランの半地下にシードラの醸造室があり、巨大な酒蔵樽が
何個も並んでいます。
樽によって味が異なるので、自分の好みの味はあの樽だな~などと
違いを楽しんだり友人や他のほろ酔い気分のお客さんと感想を
言いながらワイワイ飲むのがシードレリアでの楽しみ方の一つ。
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グラスが空になると、「チョーチ」というバスク語のかけ声をかけられ、すぐにもう一杯注ぎに行ってはまた次・・・を
繰り返してひたすら飲む→食べる→おしゃべりが続きます。
この頃から一緒に来ている友人誰もが他のお客さんとも仲良くなって醸造室でさらにおしゃべりに花が咲き、
気がつくといつの間にか友達が増えているという状態に。
とにかく陽気な空気が流れている店内。
バスク人といち早く仲良くなるコツはお酒を酌み交わす事かもしれませんネ!

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醸造室には樽の前にシードラを注いでくれる担当の方がいて、お客が来ると樽の栓を抜いてくれます。
グラスを直接樽の前まで持って行き、栓から出たシードラを低い位置でグラスに受けます。
受ける時にグラスを少しずつ上に持って行き1/4ほどまで入ったら後ろの人に交代。
グラスに注がれる時に空気に触れる事で酸味豊かな味に変わるのがポイント。
ボトルでもこの樽の原理を活かして、高い位置からグラスに注ぎます。
前の人とのタイミングを見計らってのシードラ受け、少しドキドキ感があってエンジョイできますヨ***

もうほろ酔い気分を通り越し、完全に酔いが充満した頃に、メインのチュレトンが運ばれてきました。

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店内にはチュレトンを焼くための炭火焼コーナーが
あります。
炭火で焼いたお肉はとてもジューシーで、
ボリュームもすごいのでお肉好きにはたまりません。
焼き加減は基本的にレアーなので、苦手な方は好みの焼き加減を事前にオーダーすることもできます。




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見てくださいっ、この迫力満点のボリューム!
一皿1キロもあるチュレトンを5皿・・・合計11人で完食です!
きりっと林檎の酸味が効いた爽やかなシードラと粗塩で焼いた
チュレトンとの相性は抜群です。

チュレトンはサンセバの有名レストランにも数多く卸している
お肉屋さんTxogitxu(チョギチュ)から仕入れている良質の
お肉を使用しているそうです。



この時期だからこそ楽しめるシードレリア、毎年新酒巡りをする事になりそうな予感がした1日でした。

Zapiain
Rekalde Etxea 20155 ASTIGARRAGA Tel.:(34)943 33 00 33


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by asabagel0404 | 2009-02-28 05:21 | 美味しいRestaurant
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